Evalign Free・Pro の使い方
Moodle の評定ワークシートと課題ファイルの取り込みから、評価基準の設定、結果の CSV 出力まで。
1. はじめに
- 「Evalign(エバライン)Free & Pro」は、Moodleで提出された学生の課題に対して仮評価(自動評価)を行うWebアプリケーションです。
- 最終的な評価は、必ず教員が個々の回答内容を確認した上で決定してください。
2. 事前準備
Moodleでの設定
本アプリを利用するには、以下の設定が必要です。
- Free版利用の場合は、出題時に課題の「提出タイプ」をオンラインテキストのみに設定する。Pro版はファイル提出された課題も評価できます。
- Moodleの課題ページから、以下の手順で評定ワークシート(CSV)をおよび課題ファイルを取得する。
手順:
- Moodleの「課題」ページを開く
- 「提出」タブをクリック
- 「操作」プルダウンを開く
- 「評定ワークシートをダウンロードする」を選択
- 「すべての提出をダウンロードする」を選択(Pro版のみ)
3. アプリの利用方法
ブラウザ上で動作します。
3.1 評定CSVファイルおよび課題ファイルのアップロード
Moodleからダウンロードした評定ワークシート(CSVファイル)をアプリにアップロードします。Pro版の場合は、ダウンロードした課題ファイルフォルダも一括で追加できます。
3.2 評価設定
評価に必要な項目を設定します。保存しておいた設定を読み込むことも可能です。
(現時点では日本語で書かれた回答の評価のみ対応しています。)
主な設定項目:
- キーワード(20個まで:重み付けおよび同義語・別表記設定可能)
- 文字数
- 模範解答(Pro版のみ:テキスト入力もしくはTXTファイルアップロード)
- 各項目の評価配分
- 最低評点(Pro版のみ)
- 目標評点平均(Pro版のみ)
- AIサンプル回答(Pro版のみ:1回5パターンを24時間以内に5回まで生成可能)
3.3 評価の実行
設定完了後、「評価実行」を行うことで自動評価が開始されます。
3.4 評価結果の確認
評価結果画面で以下を確認できます:
- 評価の概要
- 各学生ごとの詳細評価
3.5 評価結果のダウンロード
画面右下の「CSVダウンロード」から評価済みワークシートをダウンロードします。
評定設定の保存および設定レポート(どんな基準で評価したか)の出力も可能です。
4. 評価結果の扱い
- ダウンロードしたCSVファイルには、右端に「仮評点」列が追加されています。
- AIサンプル回答との類似度判定を設定して評価した場合は、右端に「AI類似度スコア」も追加されています。
- 仮評点を参考に個々の回答を確認し、「評点」列に自身で点数を入力してください。
重要な注意点
- 仮評点はあくまで参考値です。
- 最終評価を入力する際は、必ず個々の回答内容を確認してください。
5. セキュリティとデータの取り扱い
評価の処理はすべてブラウザ内(ローカル)で行います。
- 外部に送信するのは、Pro版でAIサンプル回答を生成するときの課題文だけです(Google Gemini を利用)。
- アップロードしたCSVファイルや模範解答ファイルが外部に送信されることはありません。
- 学生の個人情報を含むCSVファイルも個々の回答の評価も、すべてPC内のブラウザメモリ内のみで処理されます。
- 外部サーバーに評価対象データが保存されることはありません。
6. 注意事項
- 本アプリは評価作業の補助を目的としています。
- 自動評価結果のみで成績を確定しないでください。